トヨタ株を購入したい理由

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トヨタと言えば、日本最大の自動車メーカーですが、昭和30年代、編み機という物を作っていました。

今の人は、ほとんど知らないでしょうが、その時代には、かなり需要があった便利な物です。

簡単なハンドル操作で編み目が作れるもので、家庭で使うには、結構大きな機械でした。

編み物は、棒針やかぎ針で編むのが常ですが、それが機械で編める画期的な物だったのです。

私が、まだ小学生だった頃、母は、近所の編み物教室に通っていました。

流行りだった編み機を使っての教室で、狭い教室が、生徒のおばさん達で一杯でした。

元々器用だった母は、上達が早く、あっという間に講師の免状を取りました。

編み物協会にも所属し、一緒に習っていた友人と共に、トヨタの編み機の講師になりました。

営業マンが編み機を売って、その購入者に編み物を教えるのが、母の仕事だったように記憶しています。

ですから、今で言うアルバイトやパート感覚だったのだと思います。

兼業主婦が稀ない時代ですから、すぐに資格が取れて、収入にも繋がるのですから、良い内職だったのでしょう。

自転車で、遠い所まで講習に行っていた母の姿が思い出されます。

そして、そのあおりと言うか、私と年子の弟は、鍵っ子となった時がありました。

母が家にいても、頼まれたセーターやカーディガンを編んでいる時間が多く、買い物は私の仕事でした。

只、母が編み機で編んでくれたセーター等は、既製品にはないオリジナルで、着るのが楽しみだったのは確かです。

その時代は、お嫁入り修行として、華道や茶道と同じように、編み物を習う人も多かったです。

けれど、お嫁入り道具としても人気があった編み機は、今では、影も形もないようです。

母に習いながら、トヨタの編み機で初めて編んだのは、夫のセーターでした。

まだ付き合い始めて間もない頃でしたが、不器用な私がちょっと背伸びをして編んだ傑作です。

ほとんど母が編んだというのは、未だに夫には話していません。

昭和の時代、今の自動車業界のトップが、ブームとなった編み機を作っていたのは、幻のような気もします。

でもトヨタの歴史を知っている人は、何故編み機を作っていたのかは、納得できるかもしれませんね。

幼い頃、母に編んでもらったイニシャル入りのセーターを見る度、編み機のザーザーという音が思い出されます。

今、我が家では、トヨタのノアが愛車となっています。

高齢の両親や孫達がゆったり乗れるように購入した車ですが、私は、何か縁を感じています。

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